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骨折予防の話
骨粗鬆症
次に、今、話した、骨粗鬆症の、お話をします。
何十キロの体重で、飛んだり跳ねたりしても、折れない骨は、丈夫で、硬いものですが、毎日、生まれ変わっています。それは、新しい骨を作る造骨細胞と、古い骨を壊す破骨細胞によって、行われています。ただし、二十歳を過ぎると、作るのが1で、壊すのが4といわれています。しかし、今からでも、心がけを変えれば、骨は丈夫に、成るという事です。骨粗しょう症は、女性に多く男性は少ないと言われていますが、70歳以上の女性のほとんど、80歳以上の男性のほとんどが、骨粗鬆症だと思ってください。
まず、骨は何で出来ているのか?、カルシウムが主原料です。骨はカルシウムの貯蔵庫である。体が、カルシウムを必要になると、骨から持ち出します。たくさん使って、補充しなければ、倉庫が空っぽになってしまいます。どうして補充するか?カルシウムを食べればいい。ただし、カルシウムが、骨になるには、マグネシウムと、ビタミンdが、必要で、骨密度を上げるには、ビタミンkが必要だといわれています。それに骨に、負荷が、必要です。ゴチャゴチャしてしてきたので、整理します。骨にいい物を食べて、外で、運動すれば、何歳になっても、骨を、丈夫に出来る。と言う事です。
カルシウムを、摂るには、牛乳が一番良いようです。カルシウムの含有率と、吸収率の、関係です。カルシウムは、体の中で吸収しにくい栄養素です。牛乳は苦手、という人は、ヨーグルトやチーズなどの乳製品に変えてもいいでしょう。次に良いのが、魚介類特に小魚が良いようです。それから、緑黄色野菜、大豆などの豆類、海藻類などです。特に、大豆には、カルシウムにビタミンkそれに、イソフラボンが、含まれています。カルシウムは、骨を作る材料で、ビタミンkは、骨密度を上げて、イソフラボンは、骨に弾力を持たせて、骨折しにくくします。日本人男性は欧米人よりも、前立腺ガンが,少ないのは,大豆食品を多く食べているおかげだ、と、言われています。また、女性には、乳ガン,子宮ガンの、予防効果があります。先ほど話の出た、大腿骨頚部骨折は、関東地方は、関西地方よりも、発生率が少ないのは、納豆を食べる習慣の無い関西の食習慣の、影響でビタミンkの血液中の濃度が、平均で五倍も違うそうです。
骨を丈夫にする食品を、総合的に、摂るには、昔ながらの、日本食が、最も素晴しい、食品なのです。それに牛乳を足せば鬼に金棒です。食品表を見ていただくと、お分かりのように、若い人の食べる食事ではなく、皆様の食べている食事の方が、骨折予防には、適しています。ちょっと面倒でも、煮干でだしをとった味噌汁で、豆腐やわかめの具を入れます。納豆と海苔に、焼き魚でも付けば、最高の朝食です。
体にいい物を食べて、運動すれば,幾つに成っても、骨は丈夫に成ると言いましたが、運動は、外、屋外ですることだ重要です。お日様に当たる事が、ビタミンdを造るのに必要だからです。
また食事に戻りますが、骨折予防の食事は、孫は優しい、と覚えてください。
まは、豆、特に大豆。
ごは、ゴマ。
わは、わかめ、海藻類全般。
やは、野菜。
さは、魚、特にサバやイワシなどの青魚。
しは、しいたけ、きのこ類全般
いは、いも、特に山芋。
孫は優しい。は、骨折予防の食事です。
ついでに、骨折予防の、生活習慣も覚えてください。
1、 無。禁煙
2、 少.節酒,節食
3、 多.多動、多休、多接
タバコは、生活習慣病の、予防のために、止めててください。
アルコールは、控えめに、食事の量も、腹八分目。
良く体を動かしましょう。休憩、休息は、十分とりましょう。なるべく多くの人と接しましょう。家族と、ご近所と、友達と、老人会の仲間と、趣味の仲間と、接して、話をして、楽しむこと。です。
1、 無。2、少。3、多。です。
これで、骨粗しょう症の予防の話を、終わりにします。
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