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ウォーキングのすすめ
骨折予防の三原則の、なかに出てきた、運動の重要さ、筋力の維持、という観点から、お勧めなのが、ウォーキングです。ここに居る全員に、お勧めします。各人の体力に合わせて、距離や、時間で、調節できます。お金も掛かりません。好きな時間に出来ます。
歩くことを、口で説明できますか。右足と左足を、交互に出して前へ進む。では、説明不足です。まず、右足を前へ出して、踵から着地します、足裏全体に重心を、移動して、次に、つま先に重心移動したら、つま先で、地面を掴んで、後ろへ蹴ります。つま先で地面を掴んで後ろへ蹴りだす。これを意識して歩くと、転びにくくなります。それは、地面に付いた足の裏は、踵と、親指の付け根と、小指の付け根の、三点で、バランスを取っていますが、地面を蹴る意識により、バランスセンサーがより敏感に働き、転びにくくなります。注意点は、靴を選ばないと、いけません。まず、最近は、高齢者向けに、軽くて、柔らかい靴が、たくさん靴屋さんに並んでいます。その中で、つま先と踵を、縦軸方向に押してみて、7:3に曲がることを確認します。次に、高齢者に多い外反母趾予防のため、幅と、形を確認しながら、靴を選びます。それから、足の裏の、滑り止めを確認します。最後は、自分の足と靴の相性が、合う靴を選びます。買って帰ったら、足と靴がなじむように、毎日、少しずつ歩きましょう。不安のある人は、杖を付いたり、押し車を押しても結構です。まじめな人は、ウォーキングが、良いと成ると、とことんがんばる人が居ますが、何事も程々が大事です。
ダイエット体験
わたし事になりますが、40歳ごろに。体重が、90キロを超えていました。血圧も高め。中性脂肪も高め。肝臓も脂肪肝の予備軍。腰痛も有り、このままでは、成人病へまっしぐらでした。
そこで、まず、食べ過ぎを治しました。それまで、絶えず胃袋が働いている状態でした。次に、膝や腰に負担をかけずに、筋肉を増やす方法として、サイクリングと、水中ウォーキングを始めました。ジョギングや激しいスポーツでは、太り過ぎでしたので、膝腰を痛める危険がありました。10キロほど減量後に、2〜3キロのウォーキングを始めました。15年も続けているので、今では、休日にはに三十キロも、歩くようになりました。江戸時代には一日十里歩いて一人前の男と認められたそうですが、四十キロはまだ歩けません。心臓が、ドキドキするような早歩きはせずに、おしゃべりできる程度のスピードで歩きます。お陰で、二十キロも体重が落ちて、体脂肪率も、三十パーセントから、二十パーセントに、落ちました。血圧、血糖、コレストロールに、異常はありません。筋肉量を増やして、寝ている間にも、カロリーを、消費できる体に変えたからです。
お手軽ウォーキングコース
高齢者の骨折予防も、筋肉を増やして、丈夫な下半身を、作るのは一緒です。飽きずにウォーキングを続ければ、皆様も、健康長寿になれると思います。長年ウォーキングをしていると、飽きてくるので、コースを変えます。伊勢原市内の、すべてのお寺を歩いて回りました。もちろん一日ではありません、何回にも分けて歩きました。四国のお遍路道は、八十八ケ寺を回るのに、1300キロを超えるそうですが、伊勢原市内六十六ケ寺は、簡単です。高齢者の皆様に、ウォーキングコースを紹介するのに、いろいろ考えましたが、ご自宅から、近くのお寺や神社に、お参りに行くのが良いと思います。人により、歩ける距離も違います、スタート地点の、自宅もさまざまです。
骨折予防のウォーキングは、自宅の近くの、お寺や神社を回ってくる。コースの周りを観察しながら、畑の作物の成長を楽しみ、田んぼの稲穂の実り具合を楽しみ、よそ様の庭木や草花を楽しむ、知り合いにあったら立ち話も良いでしょう。そんなウォーキングを楽しんで下さい。
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